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映画「ハゲマシガールズ 」

アシスタント 竹中夏海

監督 藤田容介

司会 サカクラカツミ

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監督

藤田容介

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​プロフィール

監督・脚本 藤田容介

大学在学中より映像制作を始め、87年に『虎』でトリノ国際映画祭8ミリ部門グランプリを受賞し、ぴあフィルムフェスティバルにも入選する。90年に『クラゲ釣り』でイメージフォーラム審査員特別賞受賞等を経て、「大人計画」結成初期より主宰の松尾スズキや宮藤官九郎演出作品の劇中映像やオープニング映像を手がける。92年、藤田と松尾スズキの共同監督作品『猿で行く』を発表。99年には『グループ魂のでんきまむし』が公開。単館(中野武蔵野ホール)で1ケ月以上にわたってロードショー公開された。08年、『全然大丈夫』が公開され、全国公開規模の劇場用商業映画としてのデビューを果たす。また同作は、ドイツのニッポンコネクションでグランプリを受賞。同年、同じく荒川良々を主演にした単発テレビドラマ『さば』をフジテレビにて放映。09年、『みみずひめ』をDVDドラマとして発表。11年、『ハゲマシガールズ』がオムニバス映画『サビ男サビ女』の中の一篇として公開される。代表作は14年の『福福荘の福ちゃん』で、森三中の大島美幸を男性役として主演させたこの映画は、ウディネ映画祭(伊)、レインダンス映画祭(英)、ニッポンコネクション(独)、台北映画祭(台)その他多数の映画祭で上映され、好評を博した。

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「ハゲマシガールズ 」

 

チハルは他人を応援するのが生きがいの女子大生。同じ大学に通う親友のマミコとサナエの三人で私設応援ユニット「ハゲマシガールズ」を結成する。そして、スランプに陥った52才(!)のプロ野球選手や、部下に自殺をされたことで罪悪感に苦しむサラリーマンを全身全霊で応援するのだった。

 

2011年に公開されたオムニバス映画「サビ男サビ女」の中の一篇。

 

主なキャストは、桜庭ななみ、たんぽぽ(白鳥久美子、川村エミコ)、荒川良々、中村倫也、村杉蝉之介。

撮影当時(2009年)、たんぽぽは、まだまったく無名だった。

​questionnaire 

1.監督になったきっかけはなんですか?

 

8ミリ小僧のナレノハテです。

2.好きな映画、参考にした作品はなんですか?

この質問に答えるのは、なんか恥ずかしくてイヤなのですが、自分が質問されるのはイヤなくせに、飲みの席などで、よくこの質問を人に向かってしてしまいます。

3.どんな時にアイデアが浮かびますか?

血行が良くなっている時(入浴、散歩など)。

4.作品制作についてのこだわりがあれば教えてください

手を抜かない。

5.撮影現場について、スタッフ・キャストとのコミュニケーションはどのようにとってますか

 

自分でやるべき準備をちゃんと済ませておけば、気もちに余裕ができて、対人関係もうまくいく気がします。

6.験担ぎなどしていますか、している場合内容を教えてください

 

下駄箱の札の数字が「13」とか「4」になるのは避けます。もちろん「666」も。

7.映画監督という仕事の面白い部分・苦労する部分を教えてください

 

面白………    1 脚本をまだ書く前、気楽に物語を妄想している時。

     2 編集をしている時。

     3 外国の映画祭にタダで行かせてもらい、美味しい料理や美味しいお酒をご馳走になりながら、外人さんから映画をホメてもらっている時。

          

苦労………     脚本の執筆から撮影が終わるまで。

8.壁にぶつかった時の乗り越え方を教えてください


悪い頭をフル回転させて、考えて考えて考えぬくしかないと思います。時間的に余裕がある場合は、考える前に、まず寝て寝て寝まくります。

9.自分はどんな人間だと思いますか

本来は、独りで部屋にこもって、黙々とものを創る作業が向いている人間なのに、何の因果か、何十人もいるところで大声で人に指図なんかをしています。今さら他のこともできないので、しかたがありません。

 

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